時計屋さんで言われたこと。
- 完全に止まっている状態からは龍頭でゼンマイを30~40回まわして巻く。あくまでも自動巻きは動作補助のため、龍頭を使うのが前提。ゼンマイ満タン状態から40時間程度。
- クォーツよりも時間のずれが大きいです。メーカーの言う公差はゼンマイの巻きが十分量残っている時であり、巻きが残り少ないとずれは大きくなる。→自動巻きといえど週に1回は龍頭でゼンマイを巻いた方がよい。ちなみに、説明してくれた方は毎朝電波時計で時刻を合わせ(笑)、龍頭を20回ほど巻くとのこと。
- 1年も動かさないとなると問題になるが、1~2日動かない状態は何ら問題が無いので、週末に時計をつけないからといって、ワインディングマシーンは不要。なお、金曜日の夜にゼンマイを巻いておけば、日曜日の朝まではぎりぎり持つ計算にはなる。
- 今回購入した時計は日付表示付きなのですが、メカニカルの問題(短針9時~12時で日付を動かすバネが動作され、12時~3時でバネを巻き始めるため)で、短針が9時~3時の間では時刻合わせ(日付含め)はしてはいけない。時刻合わせは、①まず6時に合わせて日付を1日前の状態にする。②現時点では時計に表示されている6時はAMorPMか分からないので、時計の針を進めて行く。③日付が変わった時点の0時がAMとなるので、そこから今の時間に合わせる。→朝時刻を合わせた方がいいかも。
- オーバーホールについては、メーカー推奨は3年だが、5年を超えない時期に持ってきてもらえれば十分だとのこと。3年たった時点で時計の調子は問題ないか確認して問題なければさらに1年使ってみて、4年たった時点で時計の調子が問題無いようであれば、5年になる直前まで使ってオーバーホールでも良い。→我が家では特に問題ない限りオリンピックイヤーの誕生日近くにオーバーホールに出すことに決定。