2011年3月26日土曜日

Palm Pre Emulatorの日本語化

日本語化ソフトはミニーさんが公開しているのでそちらを利用させていただく。

Palm PDKにNovatermと同等のTerminalソフトが入っている。PDKのショートカットにはputty.vbsが入っているが、Windows7 64bitではどうもエラーが出てうまくいかない。やっている作業は単純に以下のバッチファイルを実行しているだけだった。

Palm Pre Emulatorを起動した上で、

C:\Program Files (x86)\Palm\PDK\bin\DeviceShell.bat

を実行する。すると、ルートログインされ、/var/home/rootディレクトリがホームディレクトリとなる。

あとは先のミニーさんのページに示されている、webOS 2.1.0 の場合の通りに実行する。

Localize210.shの中身は、wgetでLocalize210.zipをwgetして、ルートディレクトリで展開するスクリプト。
Localize210.zip自体はミニーさんのブログ(ローカライズ作業とは何だ)に書いてあるとおり、string.json(ボタンやメニューの表示に用いる)の英日の対応作業とビュー(htmlファイル)の日本語翻訳作業したファイル類を各アプリのフォルダ無いに存在する、resorcesディレクトリのjaフォルダ下に格納したもの。

ちなみにこの作業だけでは、日本語にはならない(ちょっとしばらく悩んだ)。

Mini’s Japanese Quick Setup Ⅱを実行する必要がある。locale_P102UEU.txtという、ロケールを/etc/palm/内のlocale.txtと置き換えている。おそらくver 1.xx系列では/usr/lib/luna/customizationにもlocale.txtがあったようだが、ver 2.xx系には無い模様。これでPreferenceのRegional Settingsのロケールで日本語が選択可能となる。

このシェルスクリプトはその後時刻表示の設定(日本語表記)と、日本語表示を変にするフォントをDisableしている。

まぁ、要するに普通のVer 2.1.0のデバイスと同じことをやれば良いだけ。ここまでやったら、Emulator側でも、ターミナル側でも良いので再起動。再起動した後に、PreferenceのRegional Settingsのロケールで日本語を選んで再起動すれば無事に日本語化が完了する。

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